新スタジアムの活用アイデアをサンフレッチェ広島に提案 福山大学の学生たち

新しいサッカースタジアムについて福山大学(広島・福山市)の学生が20日、有効活用策をサンフレッチェ広島に提案しました。

福山大学は、サンフレッチェと連携し、来年2月に開業予定の新スタジアムについて有効な活用策を考える授業を4月から開いてきました。20日は経済学部の3・4年生58人が出席し、これまでにまとめた活用策をサンフレッチェにプレゼンしました。

学生
「既存する宿泊パックとは異なる『観戦×観光』を目的に考えました」

県外からの来場者を増やすため、サッカー観戦と観光を合わせた宿泊プランの開発や、大きな音や人混みが苦手な感覚過敏の症状のある人も安心して観戦できるセンサリールームの有効活用、スタジアムを中心としたスポーツイベントによる平日の稼働率向上などが提案されました。

福山大学 3年生 井尻恋 さん
「お金の面を考えるのが難しかった。ホテルの方にアドバイスをもらって考えられてよかったです」

サンフレッチェ広島 仙田信吾 社長
「福山大学の学生さんたちのプレゼン能力の高さ、話しっぷりに勇気づけられて、いろんなアイディアをいただくことができました」

サンフレッチェは、今回、出た案を参考に社内でも活用を検討したいとしています。

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