日本唯一の「バービー」カフェが大阪に、夢のような没入体験

大阪・心斎橋のラグジュアリーホテル「W大阪」(大阪市中央区)で、8月に日本公開を控える映画『バービー』とコラボしたカフェ「バービー・ザ・ムービー・カフェ」がオープン。さっそく足を運んでみると、そこには夢のようなバービーワールドが広がっていた。

店内には華やかなファッションに包まれた映画仕様のバービードールがスタンバイ

● 「ピンクの世界」の再現度に脱帽

カフェの会場となるのは同ホテル1階、大阪・御堂筋沿いに面したバー「MIXup(ミックスアップ)」。大通りから店内に一歩足を踏み入れると、映画のサウンドトラックに包まれる。

360度バービーに囲まれたデコレーションに心が躍る

ぐるりと囲んだカウンターには、さまざまなファッションを身に纏ったバービードールが並び、壁には映画のワンシーンを切り取った写真が飾られている。

華やかなファッションに包まれた映画仕様のバービードール

● フードにも「可愛い」が大渋滞…

また、映画の世界観はメニューにも余すことなく表現されており、「スイーツボックス」(4800円)には、ウェルカムドリンク、スイーツ7種、セイヴォリー3種、フリーフロードリンクが含まれている。パステルカラーのスイーツが整列した姿は、まるでバービーの世界に存在する宝石箱のようだ。

バービーワールドの可愛さが全開の「スイーツボックス」に「パフェ」

ペストリーシェフ・細川雅正氏のイチオシは「キャラメルナッツタルト」(ボックス中央の絵柄が施されたもの)。ナイフを入れるとなかからキャラメルソースがとろりと溢れ出し、香ばしいナッツ&タルトのサクサク感や、トップに飾られたチョコレートのパリッとした食感など、歯ごたえの変化も楽しめる。カラフルに世界観を表しつつも、「味」へのこだわりは抜かりない。

● 日本ではここだけ、映画のあとに立ち寄りたい

「W大阪」副総支配人の横山絵理子氏は、「今回の映画でバービーが発信しているのは、ダイバーシティの大切さ。W大阪は、世界中からさまざまなお客さまをお迎えしています。多様性を認め合い、いろんな個性があることを喜び合えるデスティネーションでありたいと思っている私たちの存在意義とマッチして、このコラボレーションが叶いました」と、経緯を語った。

ラズベリーパウダーでロゴが描かれた「カフェラテ」もお忘れなく(ドリンクはフリーフロー)

「バービー・ザ・ムービー・カフェ」の世界を味わえるのは、日本でここだけ。目や耳や口・・・五感で『バービー』を堪能できる同カフェは、映画を見終わったあとには必ずや立ち寄りたい空間。余韻とともにサウンドトラック&スイーツで「バービー充」を堪能してみては。期間は9月15日まで。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/其田雪花

「Barbie The Movie Cafe(バービー・ザ・ムービー・カフェ)」

期間:2023年7月16日(日)~9月15日(金)
時間:11:30~、14:00~、16:30~ ※各120分制
会場:「W大阪」 アート・ペストリー・バー「MIXup」(大阪市中央区南船場4–3)

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