バスケットボールのB3リーグに2023~24年シーズン(10月6日開幕)から参戦する福井ブローウィンズは7月20日、新体制発表会を福井県福井市のハピテラスで開いた。ファンやスポンサー関係者約200人を前に、トップチームのプロ契約選手やユニホームをお披露目。選手らは「最短でB1昇格」を達成するとともに、「県民に愛され、誇りに思ってもらえるクラブになる」と誓った。
⇒伊佐勉HCインタビュー「第一印象ですごいと思ってもらえるバスケを」
プロ契約選手は12人。B3での新規参入にもかかわらず、B1、B2の上位カテゴリーで実績がある即戦力を獲得。指揮を執る伊佐勉ヘッドコーチ(HC)もB1の強豪チームのHCなどを歴任している。
この日は選手8人とコーチ2人がステージに登壇。昨季、B1京都で主将を務めた満田丈太郎選手(福井・北陸高校出身)は「福井を盛り上げるために加入した。最短でB1昇格できるよう頑張りたい」と意気込んだ。天皇杯優勝経験のあるB1サンロッカーズ渋谷でプレーしていた田渡修人選手は「福井の皆さんの活力になるようなチームになるので応援してほしい」と呼びかけた。伊佐HCは「幸福度1位の福井県だが、試合を見て幸せ度が増すようなチームをつくっていく」と述べた。
チームカラーの紺を基調にしたユニホームも披露された。「スピードあるバスケ」をイメージした幾何学模様が全体に入り、胸に「風神」のエンブレムが描かれている。アウェーは白が基調となる。
ホームゲームでのパフォーマンスなどを担う「ブローウィンダンサーズ」の初代メンバー13人の紹介などもあった。
発表会前には、ふくい県民応援チーム「FUKUI RAYS」の委嘱式があり、杉本達治知事が湯本眞士代表取締役に委嘱状を手渡した。
トップチームは8月上旬に始動。プレシーズンマッチとして、福井県営体育館(福井市)で8月26日にB2のライジングゼファー福岡、同27日にB1の富山グラウジーズと対戦する。
⇒福井県のバスケットボールニュースはこちら