開催国オーストラリア、初出場のアイルランド相手に苦戦もPKの1発で勝利!【オーストラリア&ニュージーランド女子W杯】

[写真:Getty Images]

20日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)が開幕した。

オープニングゲームとなったニュージーランド女子代表vsノルウェー女子代表は、FWハナ・ウィルキンソンのゴールを守り切ったニュージーランドが勝利。これは6度目となったW杯での初勝利となった。

続いて行われたのは、もう1つの開催国であるオーストラリア女子代表とアイルランド女子代表の試合。8大会連続8回目の出場となった開催国のオーストラリアは最高成績がベスト8。対するアイルランドは、初のW杯出場となり、初陣となった。

オーストラリアはエースのサム・カーがトレーニング中にふくらはぎを負傷。2試合欠場するとされており、この試合は欠場した。

実力で勝るオーストラリアが押し込んでいくと、アイルランドはファウルで止めることが増えることに。セットプレーからアイルランドゴールに迫るが、なかなか決定機には繋がらない。

28分には、オーストラリアが右CKのチャンス。クロスをヘーリー・ラソがボックス内でヘッドも、これは枠を捉えられない。

主導権を握りながらも、堅い守備で粘りを見せるアイルランドを押し切れないオーストラリア。カウンターから何度かゴールに迫ると、ゴールレスで後半を迎えるが、オーストラリアのペースは変わらない。

50分には、カイラ・クーニー=クロスが後方からボックス内にボールを入れると、ラソが倒されてオーストラリアがPKを獲得。これをステフ・キャトリーが左隅にしっかりと決めてオーストラリアが先制する。

先制したオーストラリアに対し、アイルランドは反撃に出るも、今度はオーストラリアが守備を固めて攻撃をさせない。さらに選手交代でより守備的に戦うと、アイルランドはゴールに迫れない。

それでも後半アディショナルタイムにはボックス手前でFKを獲得。これをミーガン・コノリーが直接狙うも、わずかにクロスバーの上。ワンタッチがあってCKを得ると、クロスからゴールに迫るがGKがファインセーブ。96分には、アビー・ラルキンが右サイドを仕掛けると、グラウンダーのクロスを入れると、ボックス内中央で受けたケイティ・マッケイブがシュートも、もたついてしまいGKがセーブ。オーストラリアは最後まで守り切り、1-0で勝利した。

オーストラリア女子代表 1-0 アイルランド女子代表

【オーストラリア】

ステフ・キャトリー(後7)

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