福田正博、日本代表の最高イレブンに前園真聖を選んだワケ。「トークは大したことなかったけど…」

かつて浦和レッズや日本代表で活躍した名ストライカーの福田正博氏が、今回前園真聖のYoutubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演した。

例によって日本代表での歴代ベストイレブンを選ぶ企画がスタートしたが、右サイドのミッドフィルダーとしてMCの前園真聖をピックアップ。

前園真聖本人が「忖度でしょ」とツッコむ中、福田正博はその当時の前園の存在がどれだけ特別なものだったかを説明していた。

福田正博

「(右サイドのMFは)前園真聖です。忖度ですよ。これは忖度です。

僕は前園さんと代表で一緒にやっているんですよ。今で言う東アジア選手権(ダイナスティカップ)で優勝したんですけど、そこで前園さんはすごかったんです。

アトランタ五輪からの流れもあって注目されていた。当時はドリブルで相手をかわしたりすることはなかなかない時代だった。それができる選手が出てきたというインパクトがありましたね。あっという間にいなくなりましたけどね(笑)」

「今でいえば三笘選手とか久保選手とか色々いますけど、そのレベルの選手がいなかった中で圧倒的でしたよ。そういう選手は少なかった。

技術を駆使して相手をキリキリ舞いにするというね。キレッキレで。トークは大したことなかったけどね、そのときは(笑)

アトランタオリンピックで活躍して前園さんがガーッと来たのは事実ですよ。当時CMもたくさん出てたでしょ?

『おしゃれカンケイ』とか出てたでしょ?サッカー選手が。愛犬を連れて。あれドイツの犬だよね?(前園:アメリカン・コッカー・スパニエルです)

あの番組にサッカー選手が出たことはなかったから。今もおしゃれカンケイなんか出られないよ?

忖度とか言いましたけど、本当にインパクトはあったしね。でもこれ以上前園さんについて話すことはないよ(笑)」

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引退が早かった前園真聖とはメディアで働くようになって親交を深めていったとのことで、まだお互いに仕事が多くなかったロンドン五輪のときは1ヶ月ほど現地でともに過ごしていたとか。

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