日光市のゴルフ場跡地の遺体遺棄事件 男ら複数人逮捕

 去年(2022年)1月、日光市のゴルフ場跡地で切断された男性の遺体が見つかった事件で栃木県警は20日、死体遺棄などの疑いで無職の55歳の男ら数人を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かりました。

 遺体の身元は特定されておらず、県警は遺棄に至る詳しい経緯などを調べています。

 捜査関係者によりますと、男らは日光市の空き家やゴルフ場の跡地に切断された男性の遺体を放置するなどした疑いが持たれています。県警によりますと男性は40歳から70歳くらいで日本を含む東アジア人の可能性があります。

 去年1月19日、住民の通報を受けた警察官がゴルフ場の跡地のスーツケース内で胴体を発見し、近くにあったスポーツバッグや約400メートル離れた場所のビニール袋からは、へそからひざ上の部分や頭部などが見つかりました。

 今年(2023年)2月ごろには、日光市の空き家から足のひざから爪先までの部分を発見し、空き家からは男ら複数人の指紋が検出されていました。

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