タイの大学生がそば打ち体験 八幡平市ホームステイ事業で交流

初体験のそば打ちに挑戦するタマサート大の学生

 タイ・タマサート大の2~4年生5人は20日、八幡平市の田頭コミュニティセンターでそば打ちを体験し、日本文化に理解を深めた。

 学生は地元住民らの手ほどきを受けながら、水を含んだそば粉をこねて麺棒で延ばし、包丁で切っていった。初めは緊張した面持ちだったが徐々に笑顔に。手作りしたそばは昼食で味わった。

 学生の同市への訪問は市のホームステイ事業として1995年に開始。新型コロナウイルス禍で中断し、4年ぶりの実施となった。本年度は13~21日の日程でホストファミリーと過ごしながら市内を見学し、祭りや文化交流会に参加した。

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