福井県美浜町の水晶浜海水浴場でイルカによるけが人が相次ぎ、海水浴客の受け入れを継続するかどうかを検討していた地元竹波区は7月20日夜、臨時総会を開き、安全対策を徹底した上で継続すると決めた。
区によると、海水浴客への警告サイレンや水上バイクでのパトロール、遊泳可能時間の制限、イルカが嫌がる超音波発信器の増設などを検討している。
区の役員は「監視員の指示に従うなどルールを守ってほしい」と呼びかけている。対策を講じても安全が確保できなければ閉鎖も検討するという。
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