福島の桃召し上がれ 例年1~2時間で売り切れ 23日に道の駅もてぎで販売会

短時間で売り切れとなった昨年の桃の販売会

 【茂木】東日本大震災の復興支援をきっかけに町と交流がある福島県国見町の桃の販売会が23日、今年も道の駅もてぎで開かれる。

 同県北端の同町は全国に知られる桃の名産地。今年の販売会には同町が早生(わせ)の主力品種の一つ「暁星」など2~3品種の2キロ箱(2500円)を120箱、1.7キロ箱(2千円)を180箱持ち込むほか、2個入りパック(800円)のバラ売り用も50キロ用意する。昨年とほぼ同程度の販売量という。

 販売は同道の駅の手作りアイスクリーム売り場前で午前10時から。例年1~2時間程度で売り切れとなる人気となっている。

 同町の副町長と、同県産果物をPRする「ミスピーチ」も会場で福島の桃の魅力をPRする。

 同町産業振興課は「暑く雨が少ないので粒はやや小ぶりだが、甘みは十分、ぜひこの機会においしい国見の桃を味わってほしい」と呼びかけている。

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