新潟地方気象台は7月21日、新潟県を含む北陸地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年よりも2日早い。6月11日から7月20日までの梅雨期間の降水量は、上越市(高田)で367.0ミリ、新潟市(中央区)で303.5ミリ、佐渡市(相川)で302.0ミリで、いずれも平年より多かった。
梅雨明けした21日、新潟市江南区のよこごし公園では、水遊びの子どもたちが元気な声を響かせていた。青空の下、園内の芝生は日の光に輝き、本格的な夏の訪れを感じさせた。
21日の新潟県内の最高気温は新潟市(秋葉区)の31.6度。阿賀町(津川)や長岡市、魚沼市(小出)の3地点でも30度を超える真夏日となった。
気象台によると、向こう1週間は湿った空気などの影響で雲の広がりやすい日もあるが、高気圧に覆われ晴れる日が多い見込み。
2022年の梅雨明けの日は特定できていない。気象庁は22年の速報値で、観測史上最速に当たる6月28日に梅雨明けしたとしていたが、後の確定値で「特定できない」に修正した。