四国・北陸が梅雨明け きのうの中国・近畿・東海に続く夏の訪れ

21日(金)午前10時過ぎの高知市の様子(撮影:東杜和)(ウェザーマップ)

 きょう21日(金)午前、気象庁は四国と北陸が梅雨明けしたとみられると発表した。平年と比べて四国では4日遅く、北陸は2日早い梅雨明けとなった。

上:21日(金)午前11時頃の高松市の様子(撮影:田井杏佳) 下:21日(金)午前10時過ぎの新潟市の様子(撮影:石黒菖)(ウェザーマップ)

 きのうは中国、近畿、東海でいずれも平年より遅く梅雨明けの発表があったが、きょうは四国や北陸でも梅雨明けとなり、各地で夏本番を迎えたことになる。
 関東甲信の梅雨明けも近く、今週末は各地で夏空となりそうだ。日差しとともに厳しい暑さとなるため、熱中症に警戒が必要となる。

21日(金)午前11時頃の富山市の様子(撮影:芦沢涼)(ウェザーマップ)

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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