メッシ、ブスケツに続き、J・アルバもインテル・マイアミへ

写真:J・アルバの加入により、インテル・マイアミの“バルサ化”が加速 ©Getty Images

インテル・マイアミは7月20日、スペイン代表DFジョルディ・アルバを獲得したことをクラブ公式サイトなどで発表した。契約は2024年シーズンまでのおよそ1年半で、2025年シーズンまでの1年間の延長オプションも付帯されている。

なお、2023年6月限りでバルセロナとの契約を解除していたため、移籍金は発生しない。背番号はバルセロナ時代と同じ18番となる。

ジョルディ・アルバはバレンシアの下部組織から2008年にトップチームに昇格。2012年にバルセロナに移籍して11シーズンを過ごし、数々のタイトル獲得に貢献した。また、スペイン代表でもこれまでに93試合に出場して9ゴールを記録。34歳の今なお代表に呼ばれ続けており、来年のユーロ2024出場も目指している。

バルセロナを退団した今夏はサウジアラビアのクラブやアトレティコ・マドリードなど、複数のクラブがオファーを送っていたが、最終的にはアメリカ行きを決断した。

クラブのチーフ・サッカー・ディレクター兼スポーツ・ディレクターを務めるクリス・ヘンダーソン氏は、ジョルディ・アルバのことを次のように評価している。

「ジョルディは熟練してダイナミックな動きができる経験豊富な選手だ。チームを強化し続けるために彼を獲得できたことに興奮している。彼はこの10年以上にわたり、強固な守備と攻撃面で貢献できる能力により、世界最高のサイドバックの1人であることを証明し続けてきた。インテル・マイアミの今シーズンと、今後の目標達成に貢献してくれるだろう」

インテル・マイアミは今夏、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツと元バルセロナの選手を次々に獲得。ここにジョルディ・アルバが加わり、さらに“バルセロナ化”が進むことになった。また、ヴィッセル神戸との契約を解除した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやグレミオに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスにも声をかけているとされている。

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