石垣市のリスト誤送信、市議会中立会派が「第三者委」の設置を要求

 【石垣】石垣市が市民ら7人の預貯金差し押さえリストをファクスで不動産事業者に誤送信した件で、石垣市議会の中立会派「未来」は20日会見を開き、第三者委員会の設置を求めると発表した。「原因究明と責任の追及を徹底的に行うべきであり、信頼を回復するには公正な調査と厳正な対応が不可欠だ」とした。

 未来の箕底(みのそこ)用一氏と後上里(しいうえざと)厚司氏は会見に先立ち、中山義隆市長に第三者委員会を設置するよう提案した。市長は前向きな考えを示したという。

 (照屋大哲)

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