継続的な協力を 津田沼献血ルーム 60万人達成

継続的な協力を 津田沼献血ルーム 60万人達成

 33年前にオープンした津田沼の献血会場で7月21日、献血した人が60万人に到達しました。

 千葉県船橋市前原西の「津田沼献血ルーム」で21日、献血者数60万人達成の記念式典が開かれ、千葉県赤十字血液センターの廣田香織ルーム長から、60万人目の献血をした飯野輝さんに証明書が贈られました。

 津田沼献血ルームは1990年に津田沼駅前にオープンして以降、2度の移転を経て、現在は商業施設「津田沼ビート」内に常設されていて、1日あたり約70人の利用者がいるということです。

 津田沼献血ルームによりますと、手術や治療などで県内では毎日、約800人分の献血が必要で廣田ルーム長は60万人達成に感謝するとともに、「継続的に献血に協力してほしい」と呼びかけています。

60万人目の献血者 飯野輝 さん
「もともとは自分の体調管理とか健康管理でしていたが、去年息子が川崎病になり、川崎病の薬は人間の血液からしか作られないと聞き、それからは感謝の念を持って献血している。みなさんの体力と体調に合わせて、必ず役に立つことであると信じているので、もし機会があればみなさんも献血されてはいかがかなと思う」

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