交通事故で親を亡くしたこどもたちを支援しようと、千葉県市原市の運送会社で構成された団体が市原市に寄付金を贈呈しました。
寄付金を贈呈したのは市原市にある石油元売り大手、出光興産千葉事業所の運送などを行う約60の会社で構成された「出光千葉陸上輸送協力会」です。
市原市役所では寄付金の贈呈式が行われ、協力会の丸重男理事から市原市の小出譲治市長に約54万円の寄付金が贈呈されました。
寄付金は、交通事故で親を亡くした市内のこどもたちのために使われるということで、協力会は今後もこうした支援を継続していきたいとしています。
協力会による寄付は1984年から毎年続けられていて、寄付金を受け取った小出市長は次のように感謝を示しました。
市原市 小出譲治 市長
「40回も崇高な思いを持って市原の交通遺児のために使ってくださいという志を受け取っている。厳しい環境の子どもたちも大勢いるので、そういうところに有効に使わせていただきたい」