日本のインディーズ・レーベルの原点「ゴジラレコード」が、約45年の時を経てアナログ・ボックス・セットとして完全復刻されることが決定した。 1978年、FRICTIONの前身バンドである「3/3」での活動後、MIRRORSを結成したヒゴヒロシによって設立されたゴジラレコードは、日本のパンク・ロック〜ニューウェイヴの幕開けを告げた「東京ロッカーズ」シーンから誕生した、日本初のインディーズ・レーベルとなった。 その後、数々の自主レーベルが誕生し一大シーンが築かれていくこととなり、ゴジラレコードによって今日の日本のインディーズ・シーンが生まれたと語り継がれる伝説的な存在である。 '78年から翌'79年にかけてリリースされた7インチ・シングル全6タイトルは、当時極めて限られた流通量ということもあり、長きに渡り入手困難なレア盤とされていたが、この度45年の時を経て遂にリイシューが決定。全てをコンパイルしたゴジラレコード・ボックスとして完全復刻される。 ボックスにはライナーノーツに加え、日本のパンク黎明期を記録した写真家・地引雄一による貴重な未発表写真をふんだんに収めたブックレットが付属。当時の音楽的背景をも感じることができる。 わずか2年たらずという短い期間の中で記録された、当時の突き抜けるような東京アンダーグラウンド・シーン先駆けの熱気が永久保存版としてレコード針を通し、今ここに蘇る。 現在、こちらで予約受付中。
