水戸市とJR水戸支社は21日、市のふるさと納税の返礼品として、水戸駅の「子ども駅長体験」を提供すると発表した。子ども用の制服を着た記念撮影やホームでの放送、手旗振りのほか、駅長室の見学なども楽しめる。24日から限定8組を募集する。
体験できるのは、駅長任命式での点呼、手信号や合図などで使用する手旗振り、ホームでの放送、落とし物拾得、切符を切る「入鋏(にゅうきょう)」など。貴賓室にも使われる駅長室と、同駅周辺の信号を制御して運行管理を担う輸送室も見学できる。
ふるさと納税の寄付額は5万円。体験日は9月9、23日、10月15、21日の計4日間で、各日とも午前と午後の計2回実施する。応募は、小学生の子どもと18歳以上の保護者の2人一組。JR東日本のふるさと納税サイト「JRE MALLふるさと納税」で、今月24日午後0時半から先着順で受け付ける。
同支社は「普段はできない仕事体験を通じて、親子の思い出をつくる機会にしてほしい」としている。