「笑いと健康」テーマに落語披露 上方の笑福亭たまさん

関西プレスクラブの会合で落語を口演する笑福亭たまさん=21日、大阪市

 上方落語家の笑福亭たまさん(48)が21日、大阪市で関西プレスクラブの会合に参加し、「笑いと健康」をテーマに落語を披露した。終了後のトークコーナーでは、落語は結果主義だとし「理屈がなくても、お客さんが面白いと思ったらええんです」と持論を展開した。

 たまさんは1998年に笑福亭福笑さん(74)に入門、2004年度の文化庁芸術祭新人賞などの受賞歴がある。この日の口演は冒頭で、笑いが元気につながると指摘。女性が男性より平均寿命が長いことに触れ、落語会でも女性客の方が笑い声が大きいと話した。

 落語の面白さは、客の想像力で決まるとし「笑えないのはお客さんのせい」と笑いを誘った。

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