絶対に飲んではいけない!牛乳が腐っている時の5つのサインとは

牛乳の常温放置は絶対不可!

牛乳は、常温放置不可の食材です。高温状態での保存には不向きで、あっという間に腐ってしまいます。腐った牛乳を飲んでしまうと、嘔吐や下痢といった食中毒の症状が出てしまう可能性が高いので、腐っている牛乳から出ているサインを見逃さずに処理しましょう。

牛乳が腐っている時の5つのサイン

牛乳が腐っているときに見られやすいサインは、以下のものがあります。

1.どろどろになっている

牛乳は、本来サラサラに液体です。特別なとろみは、一切ついていません。しかし、腐敗が進むと牛乳全体がどろどろとしてきます。牛乳をコップに注いだときや、残しておいた牛乳を飲むときなど、牛乳全体にとろみがついているような違和感を覚えたら危険サイン!

2.牛乳の中から、見覚えのない固形物が出てくる

牛乳は、劣化していくと固まる性質を持っています。牛乳の中に、見覚えのない塊があったり、牛乳全体に小さな粒が混ざっているとなると、劣化が進んでいる証拠。

加熱するなどなんらかの手を加えても、劣化した部分を取り除けるわけではありません。固形物だけを取り除いたとしても、牛乳は飲める状態ではないため、潔く破棄しましょう。

3.炭酸のようにふつふつと気泡が出てくる

腐っていない純粋な牛乳は、気泡が出ることはありません。炭酸と割っているか、腐敗が進んでいるときは、牛乳から気泡が出ることがあります。

気泡が出るまで腐敗している牛乳を飲むのは危険!どんな味なのかと好奇心で飲んでしまうと、とんでもない事態を招いてしまうかもしれません。

4.においが変わる

牛乳は、本来誰もが「牛乳だ」とわかる甘くてまろやかな香りがします。しかし、腐敗が進んだ牛乳は、本来の香りからほど遠い酸味の強い香りに変化してしまうので要注意!

牛乳は冷蔵庫内の食材の香りが移りやすい食材ですが、明らかに食材とは異なる悪臭がしているときは、腐敗している可能性が非常に高いです。

5.味が変わる

牛乳本来のまろやかな味ではなく、以下のような味に変化しているときは、口に入れた牛乳を吐き出してください。劣化しています。

  • 酸味が強い味
  • 苦味やえぐみを感じる味

牛乳は本来、酸味や苦みといった味がついていません。味の変化は腐敗のサイン!

開封後の牛乳を保存する方法

開封後の牛乳は、劣化しやすい状態になっています。腐らせないためには、以下のような保存方法を実行してみてください。

  • 冷蔵の温度変化が少ない場所で保存する
  • 直飲み厳禁…口内細菌が牛乳に侵入して、劣化を速める
  • 牛乳パックの開封部分を、クリップなどでしっかりと留める

開封後の牛乳は、2~3日で飲み切るのが理想です。上記の方法を守っていたとしても、梅雨以降の暑い時期は開封後すぐに牛乳が劣化してしまう恐れがあります。牛乳は、開封したらできるだけ早く消費するよう心がけましょう。

まとめ

牛乳は傷みやすい食材なので、開封後の状態変化には目を光らせておく必要があります。牛乳をすぐ腐らせないための保存方法を実行し、美味しく最後まで牛乳を飲み切りましょう!

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