つながりと多様性テーマに 第14回地域再生大賞

 地方新聞47紙と共同通信社は21日、全国のまちづくりを応援する第14回(2023年度)地域再生大賞を開催することを決めた。サブテーマは「つながる、多様性が拓く」。地域の個性を見つめ直し、未来を切り開こうとする多彩な取り組みにエールを送る。来年1月に大賞など各賞を発表、2月に表彰する。

 各紙と共同通信などが各都道府県から少なくとも一つの団体やプロジェクト計51件を推薦。新規性や地域住民とのつながり、発展性といった観点から書類審査、現地視察などを実施して選ぶ。副賞は大賞100万円など。

 選考委員は沼尾波子東洋大教授(委員長)、タレントで新潟食料農業大客員教授の大桃美代子さん、佐藤宏亮芝浦工業大教授、藤波匠日本総合研究所上席主任研究員。

 表彰団体の活動やプロジェクトは新聞紙面や、電子書籍「まちづくりチャレンジ」、地域再生大賞のホームページなどを通じて広く発信する。

 参加新聞として今回から青森県の東奥日報が加わった。

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