ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがマンチェスター・ユナイテッドの新キャプテンに就任した。クラブ公式サイトが伝えている。
イングランド代表DFハリー・マグワイアが長らくチームのキャプテンを務めてきたマンチェスター・ユナイテッドだが、エリック・テン・ハグ監督との協議の結果キャプテンの変更を決断。2020年からチームに所属しコンスタントな活躍を見せるブルーノ・フェルナンデスに白羽の矢が立った。
ブルーノ・フェルナンデスはクラブ公式サイトにて以下のようにコメント。主将に就任した喜びを語った。
「間違いなくこれは名誉なことだ。初めて腕章を巻いたのはチャンピオンズリーグでのパリ・サンジェルマン戦だった。オーレ（・グンナー・スールシャール）には少し驚かされたけど、当然僕にとって名誉なことだとその時彼に伝えたよ」
「あの時のシャツとキャプテンマークはまだとってあるよ。誰にでも起こることではないからね」
「とても誇りに感じるし、これは誰もがプレーしたいマンチェスター・ユナイテッドというクラブにいることを実感させてくれる。キャプテンマークを預かること、そして大きな責任を背負うことはこの上なく名誉なことだ」
クラブを率いるテン・ハグ監督は以下のようにコメント。ブルーノ・フェルナンデスを新キャプテンに据える決断をした理由を説明した。
「彼はいつも最大のパフォーマンスを発揮しようと必死に努力し、より良い選手になろうとしている。彼は多くの選手のお手本であり、同時にチームの優秀な仲介役でもある」
「また、彼は試合の理解にも長けている。監督にとっては、そういった仲介役がピッチ上にいてくれることは非常に助かる。このようにいくつかの理由があるが、彼一人に任せきることはできない」
「チームにはより多くの助けが必要だ。結束を強固にするためにより多くのリーダーが必要であり、チームを正しい方向へ導くことができる選手が必要だ」
シーズン開幕に向けて大きな決断をしたマンチェスター・ユナイテッド。このキャプテン交代が及ぼす影響に注目が集まる。
