名選手でありながら「サッカーを見るのは嫌い」な10名

サッカー選手にもいろいろおり、自分がプレーしている競技を見ることがほとんどないという者も意外と多い。

『Planet Football』から「サッカーを見ることを愛していないサッカー選手たち」をご紹介する。

ベン・ホワイト

現在アーセナルでプレーしているイングランド代表DFベン・ホワイトは、インタビューでサッカーをほとんど見ていなかったことを明かしている。

「若い頃はサッカーを見たことがなかったんだ。今もそれほどね。ただサッカーをするのは好きで、いつもプレーしていたが、見るほうはあまり好きじゃない。

だから上の世代のことはまったく知らないんだ。もちろんパトリック・ヴィエラが優れた選手だったことは知っているけどね。詳しくは知らないよ」

ギャレス・ベイル

レアル・マドリーで長くプレーしたウェールズの伝説的選手ギャレス・ベイルは、とにかくゴルフを愛した男だった。彼は2018年のインタビューでこう語っていた。

「僕はサッカーを見ないよ。正直に言えば、それよりもゴルフを見たいんだ」サッカーよりゴルフのほうが好きであるということはもはや公然の秘密である。

デイヴィッド・バッティ

ニューカッスルやリーズでプレーしたイングランドの名ボランチであるデイヴィッド・バッティ。激しいプレーと圧倒的な闘争心を見せた彼は、サッカーにも華々しい生活にも全く関心がなかった。

「サッカーの試合はつまらない。現役を引退してから試合を見たこともない。お金を払って見に行く人が理解できない」と公言しており、競技を辞めてからはノースヨークシャーで静かな生活をしているそう。かつてのチームメイトであるリオ・ファーディナンドすら連絡が取れないという。

マルク・アンドレ・テア=シュテーゲン

これまでドイツ代表でもバルセロナでも大活躍してきた守護神テア=シュテーゲン。しかし彼はもともとあまりサッカーを見ることや調べることは好きではないという。

「大会の準備をする時、ほとんどの選手のことを知らないので笑われるんだ。リーガでも選手の名前を言われてもわからない。ビデオを見せてもらうとわかるんだけどね」と『El Pais』に対して話していたそうだ。

ガブリエル・バティストゥータ

中田英寿とともにローマで戦ったことで知られるアルゼンチンの名ストライカー。「バティゴール」と呼ばれる稀代のゴールハンターであったが、彼もサッカーより他のスポーツを愛していた。

「サッカーは好きじゃない。ただの職業だよ。休暇でアルゼンチンに帰るといつもポロをプレーしている。試してみたら気に入った。上達すればするほど楽しい」とテレビ番組で話していたとのこと。

ブノワ・アス・エコト

かつてカメルーン代表やトッテナム・ホットスパーなどでプレーした名サイドバックのブノワ・アス・エコトは、サッカーをただの仕事だと公言していた選手の一人だ。スパイクにも全く興味がなく、23ドルで買ったものでプレーしていたことも。

『Sky』のインタビューで彼は「試合以外ではサッカーについて話さないよ。僕の興味は友達のことと音楽のことに向いている。アイス・キューブと50セントが好きだね。サッカーは見ない。プレーするだけで十分だよ」と話している。

カルロス・ベラ

アーセナルでプレーした後レアル・ソシエダで成功を収め、アメリカのロサンゼルスFCに渡ったメキシコ代表のカルロス・ベラ。彼は『Canal+』のインタビューで以下のように話した。

「いい映画と良いサッカーなら、いい映画のほうが好きだよ。僕はどこかのファンになるほどサッカーに情熱を持ったことがない。プレーするのは楽しいけど、試合が終われば全ては終わり。サッカー以外のことなら何でも聞いてくれていいよ!」

クリスティアン・ヴィエリ

イタリアの「重戦車」と呼ばれた名ストライカー。代表でも数々の実績を残してきた選手であり、一時は世界最高のFWとも称された。しかし彼が最も愛したスポーツはサッカーではなかった。

「クリケットが大好きで、男子チームでプレーしていたころはアラン・ボーダー(オーストラリア代表のクリケット選手)の後継者になることを夢見ていた。同じ契約を得られるなら、すぐサッカーを辞めてクリケットに行くよ」と語っていたという。

ロナウジーニョ

サッカーの世界で一時代を築いたブラジル代表のアーティスト、ロナウジーニョ。その圧倒的なボールテクニックは、まさにサッカーの楽しみを凝縮したようなものだった。

しかし彼自身は他の人の試合を見ることはほとんどないという。特にテレビで見ることはできないそうだ。「僕はサッカーを見るのは好きじゃないんだ。プレーするのが好きだ。テレビの前に90分はいられないよ。ハイライトは見るけどね」

カルロス・テベス

現在サッカーの監督を務めているカルロス・テベスであるが、彼もギャレス・ベイルと同じようにゴルフの方をより愛している選手であったことで知られている。

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「プレーするほうが好きだ。レアル・マドリー対バルセロナを放送していても、他のチャンネルでゴルフをやっていたら、そちらを見るよ。ファンじゃないからね。単にボールを触るのが好きなのさ」とのこと。

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