県吹奏楽大会 80団体が迫力の演奏 7月24日まで、佐賀市文化会館

演奏を披露する佐賀北高の生徒=佐賀市文化会館

 第64回佐賀県吹奏楽大会(第68回九州吹奏楽コンクール県予選)が21日、佐賀市文化会館で始まった。県内の約80団体が出場し、迫力ある合奏の音色を響かせた。24日まで、観覧自由。

 小学校から職場一般までの年代別の各部門に、課題曲と自由曲を演奏するA部門と自由曲を披露するB部門がある。21日には高校A部門にエントリーした17団体が出演した。

 佐賀北高は勇ましく荘厳な課題曲「ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~」と、ドラマチックな交響詩「ローマの祭り」を聞かせた。有田工業高は課題曲の行進曲「煌きらめきの朝」を軽やかに奏で、自由曲「管弦楽のための鄙ひな歌 第2番」でそれぞれの楽器が際立つ演奏を見せた。

 22日は小学校ABと中学校A、23日は中学校Aと大学Aと職場一般A、24日には中学校Bと高校B部門の演奏がある。A部門から県代表に推薦された全7団体は、8月25日~9月3日に熊本県と福岡県で開かれる第68回九州吹奏楽コンクールに駒を進める。(花木芙美)

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