日本代表、東京五輪世代と年長組で乖離していた…森保監督も「最悪だった」と明かしたと福田正博が暴露

昨年末のワールドカップ後も日本代表の指揮官として留任した森保一監督。

本大会ではドイツとスペインを撃破する偉業を成し遂げたが、アジア最終予選ではオマーンとの初戦に敗れるなど苦戦を強いられた。

そうしたなか、森保監督の先輩である元日本代表FW福田正博さんが前園真聖さんのYoutubeに出演。

森保監督をお前と呼べるほど親しいという福田さんはこんな話をしていた。

森保さぁ、代表で合流してすぐに試合でしょ、何にもできないよね…でも、多くの人はそれを理解してないじゃんって話をして。

どうやって意思の統一をするの?って聞いたら、まず集まったら、攻守においてのビデオを見せると。

自分たちのコンセプト、攻撃の優先順位、守備のこういうこと…まずは、みんなでまずは意思統一をして、そこから練習でちょっと微調整して、すぐゲームです、と。

で、W杯予選で一発目にサウジかどっか(オマーン)に敗れた時に結構言われたじゃん。あの時は最悪だったって言ってた。

(東京)オリンピック代表の選手はそこそこやれてたよね。それと今までいた既存の代表選手とものすごい乖離があったんだって。融合しなかったって。

こっち(下の世代)にしてみたら、自分たちだけでいいじゃんって、メディアもそんな流れで…。(上の世代は)いやいやって…。

チームとして一つの方向に向いていなかった。そのまま短期間でその試合だったって。あのころはちょっと難しかったって言ってたよ。

そういうのが実はあるって言ってた。だから、我々には見えないそういうことがあるわけだよ。

森保監督も終わった後に言ってたけど、今まで(直前の)五輪世代が十何人もいて、W杯に臨んだ大会は実はない。今回はそうだったと。

オマーンに負けたのは2021年9月のこと。

ホームで終了間際に痛恨の失点を喫し、0-1で敗れるという展開だった。

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当時は東京五輪世代と上の世代が乖離していて、森保監督も最悪の状態だったと明かしていたとか。

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