ロボットが魅せた!自転車の利用マナー 滋賀の小学校で特別授業

交通ルールを守って止まるロボットに見入る児童(東近江市五智町・御園小)

 小学生に交通ルールを教える授業が、滋賀県東近江市五智町の御園小で行われた。自転車に乗るロボットの実演もあり、約80人の児童は目を輝かせて見入った。

 夏休みに自転車で外出することが多くなる児童に、自転車に乗るときのルールを知ってもらおうと、滋賀県警東近江署が村田製作所八日市事業所の協力で行った。

 同社が製作した自転車に乗る約50センチのロボットが、交差点の手前で止まると、児童らは驚きの声を上げた。また再発進するときに、ロボットは頭を振り、左右を確認する動作をするなど、自転車に乗る際のルールを器用に実演した。

 5年の山本篤之心さん(10)は「ロボットが動いたり、止まったりするのが楽しかった。自転車に乗るときはヘルメットや左右の確認を忘れないようにしたい」と話した。

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