【樋口徹さん(合同会社丸福 / 代表社員)】住まいのことなら何でもご相談ください!

樋口徹さん(合同会社丸福 / 代表社員)

【プロフィール】
樋口 徹(ひぐち とおる): 東北出身の両親の間に生まれ、新潟で育ち、中学生の頃に仙台へ引っ越す。東京の大学を卒業後、スーパーで勤務した後に不動産会社の営業職へ転職する。新潟へUターンし、リフォーム会社の営業職を経て、2022年12月に独立。住まいの困りごと相談をコンセプトに、活動の幅を広げている。

ガタチラスタッフ:『新潟人160人目は、合同会社丸福の樋口徹さんです!
営業は“天職だ”と話す樋口さんですが、学生時代の夢は声優!?2022年12月より「合同会社丸福」を立ち上げ、リフォーム会社という立ち位置で“困ったときのコンシェルジュ”として頼りになる存在です。素敵な笑顔で取材に応じてくださり、ありがとうございました!』


営業職は自分にとっての“天職”

──学生時代の夢を教えてください!

樋口さん:高校生の時に海外ドラマの「ビバリーヒルズ高校白書」にハマり、「声優になりたい」と思っていました(笑)。東京の大学に進学して、学校に通いながらバイトをしつつ、芝居の勉強もしていたんです。しかし、現実は厳しかったですね。結局、就活はせず、バイト先のスーパーに就職し、惣菜コーナーを担当していました。タイムサービスの呼び込みをするのが楽しかったですね(笑)。

──確かに、声優のような素敵な声だと思いました!!

樋口さん:本当ですか?(笑)でも、「自分がやりたいのはこれじゃない」と思うようになり、不動産業の営業に転職したんです。大手企業様の社宅を斡旋する仕事で、業界の知識や経験はゼロからのスタートでしたが、とても面白い仕事で勉強になりましたね。

樋口徹さん(合同会社丸福 / 代表社員)

──その時の経験が今の仕事に生かされていますか?

樋口さん:今に繋がっている部分もありますが、意外にも一番役に立ったのは、“芝居”だと思います。お世辞言わずに“本音で話すこと”を心がけていますが、たとえば“セールスマンを演じる”という意味でも役に立っている気がします。人と話すのが大好きで、この仕事をしていなければ、出会えない人とたくさんお話しができます。営業という仕事は私にとって“天職”だと思いますね!

──芝居をしていなかったら、営業の仕事を続けていなかったですか?

樋口さん:そのままスーパーの店員だったかもしれないし、違う道に行っていたかもしれないですね(笑)。実家のある新潟に戻ってきてからは、リフォーム会社に就職し、10年ほど営業として勤めました。しかし、会社のやり方など私の方向性とは違ったんですよね。「本当に必要なものをご提供したい」、「今あるものを大切にしてほしい」と考えた時に「独立した方がいいな」と思い、2022年12月に「丸福」を立ち上げました。

──独立に不安はありませんでしたか?

樋口さん:不安よりワクワクの方が大きかったですね。「どうなるんだろう」などと不安要素を考えるより、まず動いちゃうんです(笑)。仕事は楽しいのが一番ですからね!「丸福」という社名には、“みんなまぁるくハッピーに”という意味を込めました。

樋口徹さん(合同会社丸福 / 代表社員)

とことんお節介をやきたい

──「丸福」の業務内容は主にリフォームですか?

樋口さん:リフォーム会社という立ち位置ですが、“困ったときのコンシェルジュ”でありたいと思っています。「電球を替えて欲しい」とかでもいいんです。すまいのお悩みやお客様の生活全般に携わる、御用聞きのイメージに近いですね。お客様とお話ししていると、「こんなこと聞いてもいいの?」とか「こういうことって出来るの?」など、「どこに聞けばいいんだろう」というお悩み事がたくさん出てくるんです。“お客様ファースト”がモットーですね。何でも相談して欲しいです!

──なんでも相談できるのはとても心強いですよね!

樋口さん:お客様のニーズは様々ですが、決して安価な価格帯ではないご提案も多々あります。私としては、お客様としっかりとお話をして、ご納得いただいきたいとイメージします。嬉しいことに、「あなただから」とご信頼いただけるケースが多いです。リフォームに限ったことではないですが、作業を終えてお引き渡しをしてからが本当のお付き合いスタートだと考えます。困ったことがあれば何でも相談して欲しいですし、とことんお節介をしたいです!(笑)

──お客様と接する時に一番大切にしていることは何ですか?

樋口さん:“お客様が何を求めていらっしゃるか”が大事なので、営業というより“ご提案する”ことを大切にしています。時には「本当にそれは必要ですか?」と問いかけることもあるんです(笑)。それから、「こんなはずじゃなかった」というリフォームあるあるをよく聞きますよね?そんなトラブルを防ぐために、当社ではお打合せの際に仕上がり内容やご注意点を含めて可視化しています。事前にお客様に納得いただいてから作業に入るので、大きなトラブルはないです。

──イメージ画像の再現性も高く、完成後のイメージもしやすいですね!

樋口さん:壁紙や床材など、色の組み合わせも「思っていたのと違う」とならずに済みますからね!ただ、仕上がりがイメージ通り過ぎて感動が少ないのが難点です(笑)。でも、これまでのお客様にはご満足していただいていると思います。当社は大手でも、安売り店でもないので、お客様によりそったご提案をいたします!

──提案の内容でお客様に選んでいただく、ということですね。

樋口さん:そうです!お客様の為になるなら、いくらでもお節介をやきます。もちろんご予算もあるので、しっかりとお話しさせていただきますよ!私を頼りにしてくださっているお客様も多いので、そういう方々を裏切ることはできませんね。

──樋口さんのファンになる方が多いというのは、お話を伺っていてよく分かります!

樋口さん:そう言っていただけると嬉しいです!リフォームの相談はもちろんですが、当社はお家の点検に力を入れています。人間が健康診断を受けるのと同じく、お家にも定期健診が必要だと考えます。例えば屋根や外壁が傷んでいるのを見過ごしてしまい、雨漏れして内部の補修が発生したケースがとても多いんです。そんなのもったいないじゃないですか!目視になりますが、点検用のカメラで確認します。良くも悪くも今の状態を知ってもらうことが大切です。

“樋口さんだから”という言葉が一番嬉しい

──家の点検をするという考えはなかったです…!

樋口さん:ほとんどの方はそうだと思います。大雨や大雪、台風などの後は要注意です。そういった自然災害があった時に思い出していただけると嬉しいです。気になることがある方もお電話いただければ、いつでも点検に伺います!

──お客様との印象に残るエピソードはありますか?

樋口さん:ドアの改修で、お客様と6時間打ち合わせをしたことですね(笑)。その時に「樋口さんだから頼むんだよ」とお客様に言われたことが嬉しかったですね。「この人のために役に立ちたい」、「自分のやれることをやろう」と思えます。お客様から「また話したい」「また会いたい」と思ってもらえるように、ということは常に心がけていますね。

──最後に、今後の目標を教えてください!

樋口さん:これまで様々なご縁に恵まれてきました。出会った方々やお客様はもちろん、これからお逢いできる皆さんとも深く繋がっていきたいです。そして、現場チームやバックアップしてくださるスタッフにも感謝です。まだまだ小さな会社ですが、今後もご縁に感謝して皆様と向き合って頑張っていきます!

合同会社丸福
TEL : 025-250-7826
営業時間:10:00~20:00
HP:https://www.maru-fuku.site

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