バイエルンは21日、ドイツ代表MFトーマス・ミュラーのアジアツアー不参加を発表した。
バイエルンは今夏、アウディ・サマー・ツアーで日本、シンガポールへのアジアツアーを行う。
このプレシーズンツアーでは、日本でマンチェスター・シティ戦(26日)、川崎フロンターレ戦(29日)、シンガポールでリバプール戦(8月2日)を戦う予定だ。
しかし、このアジアツアーにおいて目玉選手の一人であるミュラーは、ケガを理由に不参加となることが決定した。
バイエルンで最高経営責任者(CEO)を務めるヤン・クリスチャン・ドレーゼン氏は、ミュラーのプレシーズンツアー不参加について以下のように説明している。
「トーマス・ミュラーは左臀部の問題に関してメディカルチームと協力して、取り組んでいる。トーマスはここに留まり、我々と共にアジア遠征に参加しないことが最善であると判断した」
「もちろん、彼はクラブとの一体感や日本での人気を考えると、商業的な観点から我々に良いことをしてくれただろうが、スポーツの部分が我々の優先事項だ」
なお、ミュラーは先日にテガーンゼー湖の近くで行っていたミニキャンプに参加していたものの、前述の負傷によって早期離脱を余儀なくされていた。
開幕までの戦列復帰は全く問題ないようだが、33歳という年齢も考慮してアジアツアー参加が見送られることに。