ゴミ拾いを競技化し"チームワークで優勝目指す" 「スポーツGOMI拾い大会栃木県予選」

 ゴミ拾いを競技化したその名も「スポーツGOMI拾い大会」が22日小山市で開かれました。

 この大会は、栃木から自然環境に捨てられるプラごみをゼロにする目的で、栃木県とソーシャルスポーツイニシアチブが主催しました。

 海洋ゴミの対策などに取り組む日本財団が企画し、今年(2023年)、日本では初開催となるゴミ拾いを競技化した世界大会「スポGOMIワールドカップ2023」の県予選も兼ねています。

 栃木県内から20チームが参加し、家族や職場の仲間、友人など3人で1チームを組み優勝を目指しました。

 ルールは、小山わんぱく公園周辺約1平方キロメートルの範囲と、新4号国道上り方面の道路に落ちているゴミを制限時間1時間の中で拾い集めるというものです。

 燃えるゴミ・ビン・ペットボトルなど種類によってポイントが決められていて、どの場所から向かうかなどチームの戦略が重要になってきます。

 参加者は、競技開始と同時に思い思いの場所に散らばり、たばこの吸い殻やお菓子の袋など、次々と袋に入れていきました。

 今大会では、全体で約112.1キロのゴミが集まり、測量の結果、一位に輝いたのは22.29キロのゴミを拾い2308.5ポイント獲得した市貝町のチーム・「しあわせは成績順じゃない」でした。

 優勝した「しあわせは成績順じゃない」は、10月9日に東京で開催される全国大会に県代表として参加します。

 ここで勝ち進むと、11月に東京で開催される21ヶ国出場の世界大会に出場します。

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