静岡県富士宮市で30年前に植えられたヒノキを大切に守ろうと民間企業や森林組合などが協力して樹木の手入れ作業などを行う「育樹活動」が行われました。
7月22日、富士山麓の森で行われた「育樹活動」には日本生命の職員や地元の森林組合などおよそ150人が参加しました。
この森は、30年前に植えられたヒノキが育った場所で、富士森林組合の職員が指導役となり、木の成長を促し、虫食いや病気から守る「枝打ち」を行いました。
また、最近はシカが樹皮を食べる被害が増えているため、切り落とした枝や丸太を根本に置き、シカからヒノキを守る対策もしました。
<参加者>
「木がのびのびと育って、木が腐らない森にしてほしい」
「緑豊かな自然がこれからもずっと一層育まれていくといいなと思いますね」
<公益財団法人ニッセイ緑の財団 半田康事務局長>
「森づくり、しっかりヒノキが育つということと、二酸化炭素吸収がますます高まる森になればというふうに思っております」