J1首位のヴィッセル神戸、川崎フロンターレと引き分け 大迫が2ゴール、得点ランキングトップに

神戸-川崎 後半、同点弾を決める神戸・大迫=ノエビアスタジアム神戸(撮影・鈴木雅之)

 明治安田J1リーグ第16節の22日、首位のヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で川崎フロンターレと対戦し、2-2で引き分けた。勝ち点を44に伸ばし、2位横浜F・マリノスとは1差。元日本代表FW大迫勇也は2ゴールで今季16得点とし、J1得点ランキングで単独トップに躍り出た。

 過去6季で4度の優勝を誇る強敵を迎え、神戸は今季リーグ戦で初めて2点を先行された。前半23分、神戸のトゥーレルのパスがカットされると、ゴール前でボールをつながれ、川崎の脇坂に先制点を奪われた。7分後にはCKから宮代に頭で押し込まれた。

 0-2の後半、神戸は反撃に出た。14分、相手のハンドでPKを獲得し、大迫がゴール上方に突き刺して1点を返す。わずか3分後には、またも大迫が汰木(ゆるき)の右CKに頭を合わせ、同点ゴールを決めた。

 この試合は当初6月に予定されていたが、台風2号の影響で中止となっていた。

© 株式会社神戸新聞社