本県梅雨明け、きょう大暑 太陽、一段とまぶしく

本県を含む東北地方が梅雨明けしたとみられると発表され、天童市内の「ひまわり迷路」では強い日差しを受け多くのヒマワリが咲いていた=同市

 仙台管区気象台は22日、東北地方が梅雨明けしたとみられると発表した。本県を含む東北南部は、今年の梅雨入りが6月11日ごろで平年より1日早く、梅雨明けは2日早い。東北地方は向こう1週間も高気圧に覆われ、晴れる日が多いと見込まれる。

 23日は二十四節気の大暑で、1年で最も暑くなる時季とされる。前日の22日は各地ともよく晴れ、暦通りに気温が高くなった。山形地方気象台の22観測地点のうち、山形や酒田など16地点で30度を超える真夏日となった。

 天童市原町地区では、干布地区住民らが協力して約5万本のヒマワリを咲かせて「ひまわり迷路」を作った。広大な畑に大人の背丈以上の高さに花が咲き、訪れた親子は「大きいね」「太陽に向かって咲いているよ」などと話し、通路を右に左に歩いていた。「ひまわり迷路」は24日に開所式が行われる予定。

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