学習成果、英語でプレゼン 東根・東桜学館、高校生の国際大会

学習成果を英語で発表する生徒=東根市・東桜学館

 高校生が日ごろの探究活動などについて英語で発表する「国際英語プレゼンテーション大会」が22日、東根市の東桜学館(生島信行校長)で開かれた。オンライン参加を含め国内外19校の生徒たちが流ちょうな発音を堂々と披露した。

 県内からは同校のほか酒田東、米沢興譲館、鶴岡南、山形西が参加し、海外からはタイやマレーシア、台湾の3カ国の生徒ら計約90人が発表した。それぞれ10分間、化学や数学など多様なジャンルの学習成果をプレゼンテーションし、質疑応答も英語でこなした。

 米沢興譲館3年の市川真由美さん(17)、早川和花(のどか)さん(17)、スワンテミンマウンさん(18)=ミャンマー出身=は米沢市の伝統野菜「遠山かぶ」について発表した。「分かりやすい表現を心がけた」とし、「もっと英語を話す機会を増やして上達したい」などと決意を新たにした。

 英語でコミュニケーションを図りながら研さんを積んでもらおうと、東桜学館が昨年から開催し2回目。

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