C大阪、J2リーグ13ゴールの渡邉りょうを藤枝から獲得! 「自分も一輪、二輪と綺麗な桜を咲かしていく」

[写真:©︎J.LEAGUE]

セレッソ大阪は23日、藤枝MYFCからFW渡邉りょう(26)の完全移籍加入を発表した。

渡邉は2019年に産業能率大学からアスルクラロ沼津に入団。2022年7月から藤枝に移り、自身初の明治安田生命J2リーグ挑戦だった今季は13ゴールと活躍中だった。

C大阪ではFW加藤陸次樹がサンフレッチェ広島に電撃移籍し、渡邉でその穴埋めを図った格好に。J1初挑戦を果たす渡邉は新天地を通じて、意気込みを語っている。

「セレッソ大阪に関わるみなさん初めまして! この度、藤枝MYFCから完全移籍で加入する事が決まりました渡邉りょうです。この歴史あるクラブそしてセレッソファミリーの一員として皆様と共に歩んでいける事に心の底から誇りを感じています」

「セレッソの由来でもある桜。地域に根ざし、大阪から日本を代表するクラブへ、世界で満開の夢を咲かせるクラブへ。サポーターと共にどこまでも成長していくという由来があるように、自分も一輪、二輪と綺麗な桜を咲かしていく為に常に浮かれる事なくしっかりと地に足をつけ、自分の武器を磨き続け、自分を信じて一生懸命闘っていきます」

「そしてリーグ優勝、天皇杯のタイトルを取る為に残りの試合勝ち続けて、必ず手に入れましょう。よろしくお願いいたします!」

一方の藤枝では「この度、セレッソ大阪に完全移籍する事に致しました」と移籍を報告するとともに、加入からのこれまでを振り返り、感謝の言葉を綴った。

「藤枝に移籍してきてから約1年。自分自身こんな展開になるとは全く予想していませんでした。J2昇格をする為に藤枝に来て、その目標をチームメイトやスポンサーそしてサポーターと達成できた嬉しさ、喜びを味わえて本当に幸せでした」

「ですがその中で個人として目に見える数字を残すことが全く出来ずにものすごく悔しかった。

だからこそJ2初年度である今年に賭けていました。毎試合結果を出すことが出来なければ終わりだと常に自分に言い聞かせ今日までやってきました」

「子どもの頃から夢見ていたJ1。その夢を明確な目標に変えてくれたのは藤枝でした。ここでの時間が無ければ今の自分は絶対にないです。毎日切磋琢磨してきたチームメイト、スタッフ、コーチ、トレーナー、監督。スポンサー企業やパートナー企業の皆様。そしてどんな時も応援してくれるサポーター。本当に感謝しかありません」

「無名で何の実績もない自分がここまで来れたのは間違いなく周りの人に恵まれたからです。そんな自分がここまで来れたからこそ、更に上を目指し続けてこれからも挑戦していきます。セレッソ大阪で活躍しているニュースを皆さんの元に届けられるように、死ぬ気で頑張ってきます!!」

「短い間でしたが本当にお世話になりました。浮かれる事なくしっかりと地に足をつけ、藤枝の名をあげられる様に胸張って自信持って闘ってきます。行ってきます! ありがとうございました」

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