陸前高田で銀次1安打、先制の口火 イースタン・リーグ、ロッテ戦

ロッテ-楽天 3回裏楽天2死一塁、銀次が中前打を放つ。捕手植田=陸前高田市・楽天イーグルス奇跡の一本松球場

 プロ野球イースタン・リーグの楽天-ロッテ戦は22日、陸前高田市の楽天イーグルス奇跡の一本松球場で行われ、楽天が3-0でロッテを下した。昨年に続く楽天2軍公式戦の陸前高田開催に、観客2670人が大きな声援を送った。

 楽天は三回に和田恋の2ランなどで3点を先制。投げては先発のバニュエロスが7回無失点と好投した。「6番・一塁手」で先発出場した銀次(盛岡中央高)=普代村出身=は2打数1安打2四死球だった。

 始球式を務めた地元の高田スポ少の伊藤宗志(そうし)主将(高田小6年)は「試合より緊張したが、100点のボールを投げられた。自分の故郷でプロ選手が躍動している姿を見られてうれしい」とプロ野球の雰囲気を十分に満喫した様子だった。

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