「とても良い出来」 テン・ハグ監督が主力揃ったアーセナル戦を高評価、若手育成にも言及 「肝心なのは見極め」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がアーセナルとのプレシーズンマッチ(PSM)を振り返った。

22日にアメリカでアーセナルと顔を合わせたユナイテッド。両チームともスタメンに多くの主力級が名を連ねたなか、ユナイテッドは30分に新キャプテンのMFブルーノ・フェルナンデス、37分にFWジェイドン・サンチョがネットを揺らして2-0の勝利を収め、試合後のPK戦も5-3で制している。

また、この一戦ではFWマーカス・ラッシュフォード、MFクリスティアン・エリクセン、MFカゼミロらも途中出場からPSM初出場。クラブ公式チャンネル『MUTV』で試合を振り返ったテン・ハグ監督は主力選手たちが織りなすパフォーマンスに満足感を示している。

「とても良い出来だったと思うよ。選手たちはボールを保持しているときもそうでないときも積極的な姿勢を見せてくれたね。大きく満足しているよ」

「これこそが我々の志向するプレーの大前提だ。プレシーズンとは、トレーニングに打ち込み、その仕上がりを何ら代償を払わずに試合で確認できる唯一の時期だ。それでも我々は勝ちたいと思っているし、今日も良い試合だったと思っているよ」

一方で、主力選手たちに混じって先発出場した18歳・U-18イングランド代表MFコビー・メイヌーを称賛。他の若手プレーヤーとともにじっくりと育てていく意向を明言した。

「ユナイテッドは若い選手を育てるクラブとして名が通っているし、これはいつだって実現可能だ。肝心なのは見極めだが、我々は自信を持っている。メイヌーも自信を持ってプレーしているし、私自身も彼を気に入っているよ」

「ここにはたくさんの若手がいる。皆が素晴らしいプレーを見せてくれているが、必要以上には期待したくない。いずれユナイテッドで重要な役割を担える選手たちだが、プレミアリーグは厳しい舞台だ。ハードルは高く、これからも様子を見なくてはならない」

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