広島県世羅町でダム湖に車が転落する事故がありました。運転手の男性は自力で脱出し、命に別状はないということです。
事故があったのは、世羅町小谷にある八田原ダムの「芦田湖」です。
警察によりますと、23日午前7時40分ごろ、付近を通りがかった人から「ガードレールが壊れている。車が落ちたのではないか」という通報がありました。
警察が駆けつけて付近を調べていたところ、運転手で30代の男性を見つけたということです。男性は午前5時ごろに事故を起こして、ダム湖に軽乗用車ごと転落したと話しているということで、車から自力で脱出し、軽いけがをしたということですが、命に別状はないということです。同乗者はいませんでした。
現場は市道の路肩にある停車可能スペースだということで、軽乗用車はガードレールに突っ込んだ後、がけからダム湖に転落したとみられています。軽乗用車はダム湖の底およそ5メートル下に沈んだ状態だということです。
警察が男性から当時の状況を聞くなどしていきさつを調べています。