宇都宮線の窓ガラスにひび 一時運転見合わせ けが人なし、原因を調査

JR宇都宮駅

 23日午前10時40分ごろ、宇都宮市川向町のJR宇都宮駅構内の宇都宮線で、停車していた宇都宮発熱海行き上り普通電車の車両の窓ガラス1枚にひびが入っているのを利用客が見つけ、車掌に申告した。同線は一時運転を見合わせた。乗客にけがはなかった。

 JR東日本によると、前から14両目の車両で進行方向右側の窓ガラスが縦約1メートル、横約70センチの範囲でひび割れていた。この電車は同10時45分に同駅を発車する予定だった。係員が点検や応急処置を行い、乗客に他の車両へ移動してもらい約35分後に運転を再開した。

 同線の上り3本が最大31分遅れ、約700人に影響した。同社が原因を調べている。

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