豚熱(CSF)の感染が確認された南あわじ市の養豚場で22日夜、県による豚の殺処分が始まった。県は飼育されている豚約650頭を対象に約1週間かけて焼却や埋却などを進める。23日午前9時現在で225頭が殺処分済みという。
県によると、養豚場から通報を受け、22日に国の遺伝子検査で子豚10頭の陽性が確定。淡路島にはこの養豚場を含め豚やイノシシの飼育施設は12カ所ある。ワクチン接種が進んでいるため移動や出荷の制限せず、感染した肉を食べても人体に影響はないという。
相談窓口は淡路県民局洲本農林水産振興事務所農政振興第2課TEL0799.26.2099