書道甲子園、鳥取城北高が初優勝 パフォーマンスで高評価

「第16回書道パフォーマンス甲子園」で初優勝した、鳥取城北高の作品=23日午後、愛媛県四国中央市

 高校生が音楽に合わせて巨大な紙に文字や絵を表現し、出来栄えを競う「第16回書道パフォーマンス甲子園」が23日、愛媛県四国中央市で開かれた。予選を勝ち抜いた全国15府県21校が演技を披露、鳥取県の鳥取城北高が初優勝した。

 12人以内でチームを組み、縦4メートル、横6メートルの紙に6分以内で作品を完成させるのがルール。文字の美しさや全体のバランス、演技の表現力など8項目で審査される。

 鳥取城北高は、中島みゆきさんの歌「ファイト!」をアカペラで歌いながら「闘え」と巨大な赤い文字を大筆で書いた。パフォーマンス部門で1位のチームに贈られる「南海放送賞」も受賞した。

「第16回書道パフォーマンス甲子園」で初優勝した、鳥取城北高の演技=23日午後、愛媛県四国中央市

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