聖愛、青森山田が勝利、4強出そろう 高校野球青森大会、25日準決勝

【弘前-青森山田】3回裏、青森山田1死三塁、木村のスクイズが敵失を誘い、三走・三浦(右)がかえり先制=はるか夢
【弘前-青森山田】3回表、弘前2死一塁、飛び出した一走・大鹿(右)が挟殺される。遊撃手・川下
【聖愛-東奥義塾】被安打5、4奪三振の好投で完封した聖愛の先発・吹田=はるか夢
9回表、無死二塁のピンチでマウンドに集まる齊藤(手前右)ら東奥義塾ナイン

 第105回全国高校野球選手権青森大会は第8日の23日、弘前市のはるか夢球場で青森山田-弘前、東奥義塾-弘前学院聖愛の準々決勝2試合を行い、4強が出そろった。聖愛は初回、中村が右中間に3点本塁打を放ち先制。先発の2年生右腕吹田は被安打5で完封し、5-0で同地区対決を制した。青森山田は五、六回に6安打と6四死球で計9得点するなど11点を挙げ、公立校で唯一8強入りした弘前を退けた。24日は休養日のため試合はなし。第9日の25日は、はるか夢で八工大一-聖愛、青森山田-八学光星の準決勝2試合を行う。決勝を懸けた対戦カードは、今春の県大会準決勝と同じ組み合わせとなった。

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