PUMAとのコンビ“復活”!パルマが23-24新ユニを発表 90年代と現代の「ハイブリッドデザイン」

イタリア2部(セリエB)のパルマとキットサプライヤーのPumaは18日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。

クラブは22-23シーズン限りでErraとの契約が終了し、1998年以来となるPumaとのパートナーシップが“復活”した。

Parma 2023-24 Puma Home

パルマ 2023-24 Puma ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームはホワイトを基調とし、前面に“黒十字”を描くデザイン。25年ぶりにパートナーとして再登場したPumaだが、その最初のユニフォームは近年の定番デザインを継続となった。

今回のユニフォームは“前Puma期”を思い出させるカラーリングも特徴だが、それについては後述する。

海外のユニフォームが好きな方なら、即座に右胸のスポンサーロゴマークへ目が行くだろう。「Classic Football Shirts」は古着のサッカーユニフォームを中心に取り扱うイギリスの小売業者だ。

パルマとは昨季終盤の数試合でスポンサー契約を結んでいたが延長した形となっている。なお、22-23シーズンはイングランド2部チャンピオンシップを優勝したバーンリーの胸スポンサーでもあった。

パルマとPumaは1995年から98年までパートナーシップを結び、クラブの黄金期と共に戦った間柄。クラブが“ビッグ7”の一角としてセリエAで上位争いを繰り広げていた時代のことだ。

今回のユニデザインは、そんな90年代の2つのユニフォームの要素を取り入れている。とりわけ襟部分のブルーとイエローは、ジャンフランコ・ゾラ(画像左)やエルナン・クレスポが躍動した前Puma時代のユニフォームを思い出させる。

現代的でありながら90年代を感じさせる、過去と現在のハイブリッドデザインといったところだろうか。

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女子チームのユニフォームは胸のスポンサーが異なる。

久しぶりとなるこのPuma製ユニフォームは、21日に行われたフィオレンティーナとのプレシーズンマッチでデビュー。試合は1-1の引き分けに終わっている。

1913年に誕生したパルマは2023年で創設110周年を迎える。それを祝したものでもある23-24新ホームユニフォームは、クラブの公式オンラインストア販売中。

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