なでしこ、ザンビア戦の先制弾は必然だった?宮澤ひなたと藤野あおばの「コンビニでのリフティング」がおもしろい

女子ワールドカップ2023、大事な初戦でザンビアに5-0の完勝を収めたなでしこジャパン。

池田太監督率いるチームは大会前から3-4-3の新システムを採用。前線でストライカーの田中美南の脇を固めたのは、23歳の宮澤ひなた、19歳の藤野あおばだった。

決定機をなかなかゴールに結びつけることができなかったザンビア戦、彼女たち2人が待望の先制点を生み出す。

藤野が右サイドを抜け出し上げたクロスを、中央のスペースに入り込んだ宮澤が右足で合わせて先制!このゴールが大量点の呼び水となっている。

実はこの2人、今回の女子ワールドカップ開幕に合わせて公開されたadidasの新しいブランドフィルムでも抜群の連携を見せていた。

長谷川唯、長野風花、平尾知佳、高橋はなとともに出演した宮澤と藤野は、なんとコンビニの中で見事なリフティングを披露。棚を挟んでのボール交換などもやっていた。

※あくまでCM上の演出です。

撮影後、2人はそれぞれ以下のようなコメントを残している。

宮澤ひなた(7番/マイナビ仙台レディース所属)

「こうした大規模な撮影は初めてでしたが、暖かく迎えていただき、楽しく取り組むことができました。撮影を通じて、色々な人が関わっているワールドカップなんだと再認識しましたし、いい準備をして本番に挑みたいと思いました。ワールドカップではスピードを生かしたプレーでゴールを奪い、チームの勝利に貢献したいです」

藤野あおば(15番/日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属)

「ピッチ以外での撮影は初めてだったので楽しくできましたし、一緒に撮影した宮澤選手も気にかけてくれて無事撮影を終えることができました。棚越しにパスをするシーンでは、高さや距離感をうまく調節して良いシーンが撮れました。ワールドカップでは自分の強みである推進力でゴールを奪い、高みを目指してチーム一丸となって頑張りたいです」

今大会のなでしこジャパンは、出場メンバー23名中14名がワールドカップ初出場という若いメンバー。しかしその多くは世代別のワールドカップで優勝や準優勝を経験しており、これからが非常に楽しみなチームだ。

【関連記事】なでしこが世界4位!人気海外サイトが選ぶ2023年女子W杯最高ユニフォームTOP10

26日に行われる次のコスタリカ戦でも、なでしこの新星たちのプレーにぜひ注目してほしい。

© 株式会社ファッションニュース通信社