ミニバイク、炎天下のデッドヒート 福井県福井市のタカスサーキットで8時間耐久レース、29チーム140人出場

タカスミニバイク8時間耐久レースで熱戦を繰り広げる参加者=7月23日、福井県福井市西二ツ屋町のタカスサーキット

 排気量125cc未満のオートバイでサーキットを周回する北陸最大級のバイクレースイベント「タカスミニバイク8時間耐久レース」が7月23日、福井県福井市のタカスサーキットで行われた。照りつける日差しの中、色とりどりのレーシングスーツに身を包んだ10~60代のライダーたちが、ミニバイクで熱戦を繰り広げた。

 オートバイ競技を盛り上げようと、金沢市の元プロレーサー中山真太郎さん(46)が毎年開いている。初中級の「エンジョイ」、上級の「エキスパート」の2クラスがあり、県内外から計29チーム約140人が出場した。

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 午前9時にスタートし、1周約1.5キロのコースを周回。チームの3~8人が交代で1台のバイクを駆り、8時間の周回数を競った。直線で110キロほどまで加速したり、ヘアピンコーナーでバイクをぎりぎりまで傾けたりして、各チームが火花を散らした。

 参加した小浜市の男性(58)は「暑いが、風もあるしカラッとしているからまだ大丈夫。仲間と一緒に走り抜くのは楽しい。県内にこういうレースがあるのはありがたい」と笑顔を見せた。

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