ヘラルボニー創業5周年記念し配信イベント 全国の作家ら交流

創業5周年を祝い、契約作家と対談する松田崇弥社長(右)と松田文登副社長

 障害のある作家のアート作品を扱う盛岡市のヘラルボニー(松田崇弥社長)は23日、創業5周年を記念した配信イベント「異彩の感謝祭」を開き、全国の作家やその家族、福祉施設職員らが交流を深めた。

 会場の同市中ノ橋通のホテルマザリウムに42人が集い、約100人がオンラインで視聴した。松田社長と双子の兄文登副社長、同社の契約作家との対談には4組が出演。作家本人や家族らが、創作活動の裏側や作品の見どころを紹介した。

 クロストークでは、るんびにい美術館(花巻市)の板垣崇志アートディレクター、創作・表現活動を活発に展開する、やまなみ工房(滋賀県)の山下完和施設長らが、アートや幸せの意味、作家への思いを語り合った。

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