「とても上手くプレーしていた」ペップが横浜FMの戦い方を称える、後半の逆転勝利には一定の手応え「良いテストだった」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、横浜F・マリノス戦を振り返った。

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23日、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023 powered by docomo」として国立競技場でJ1王者の横浜FMと対戦したシティ。20日の夜に来日し、中2日での試合となった中、前半はコディション面でも有利な横浜FMに押し込まれる。

アンデルソン・ロペス、松原健の連続ゴールでまさかの2失点。3冠達成王者として無様な姿を見せられないなか、ジョン・ストーンズとフリアン・アルバレスがネットを揺らして前半を2-2で終えた。

ハーフタイムでGKのシュテファン・オルテガ以外の10名を交代。ファンのお目当てでもあるアーリング・ハーランドも登場すると、出場から7分で圧巻のゴールを記録。その後、ロドリがチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦を彷彿とさせるコントロールショットを決めると、横浜FMは井上健太が1点を返すも、後半アディショナルタイムにはハーランドがダメ押しの2点目。終わってみれば、3-5と力を見せつけて逆転勝利を収めた。

横浜FMの強度の高さに前半は苦しんだシティ。ただ、後半はメンバーを入れ替えて攻撃への圧力を高め、押し込み続ける展開となった。

試合後、グアルディオラ監督は苦戦を認めたものの、良い試合になったと言及。26日に控えるバイエルン戦へ準備すると語った。

「準備する時間が足りず、横浜はトランジションでとても上手くプレーしていた。我々にとっては良いテストだった」

「それは我々にとって良かった。もちろん改善できることはたくさんあるし、誰もケガをしないことが最も重要なことだ」

「今は休み、バイエルン戦に備えることになる」

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