女子カーリングのオリンピックでメダルを獲得するなど活躍してきた藤澤五月選手。
今月22日、ボディメイクコンテストに出場すると、いきなり上位入賞を果たすなど大きな話題になった。
日本テレビ系列の「DayDay.」では、藤澤選手の筋力トレーニングを担当したトレーナーのまむしまるくちこさんを取材。
藤澤選手は体型に少しコンプレックスがあったそうで、カーリングが一段落するシーズンに本格的なボディメイクへの挑戦を決意したそう。
本格的なトレーニングを始めたのは4月末だったそうで、そこからの2か月半ほどでこのボディを作り上げたとか!
普段からトレーニングが好きだったという藤澤選手が取り組んだ筋トレは1日90分ほど。そのメニューは、ダンベル(片手)16~18キロを10回、ベンチプレス40キロを10回、ペックフライ30~40キロを10回4セット。
まむしまるさんによれば、お尻の下部のカットは相当トレーニングしないと出ないが、藤澤選手はもともとの筋力が強く、備わっていたものがあったそう。また、藤澤選手はトレーニング歴自体が長く、最初からトレーナーと同じ重量を上げることができたとか。
普通は何年もトレーニングを積むそうで、いきなり大会に出て入賞するのはありえないこと。藤澤選手はもともと筋力があり、そこに食事制限なども加えたことで、2か月ほどのトレーニングで入賞まで至った。
番組に出演した元日本代表DF槙野智章は、藤澤選手がやっていた筋トレメニューに「めっちゃ重いっすよ」、「すごいすごいすごい」と驚嘆していた。
「(2か月半でこのボディを作り上げるのは)相当難しいですよ。色んなものを犠牲にしてやってると思いますし。
トレーニングメニューも出てましたけど、それ以外の食事もそうですよね。
ものすごくストイックにやってますけど…2か月半であの体になるのは相当な努力が必要だと思います。
(長年のトレーニングで蓄積された土壌があったとはいえ)それでも、重さもそうですけど、セット数も僕よりも結構ハードなやつやってました。
ダンベル16~18キロって、僕ら男子のトップアスリートでも14キロくらいでやるので、相当重いもの持ってますよ。あれはすごいですね。
上半身もそうですけど、お尻の筋肉はつけるのも相当時間がかかるので、あれは並々ならぬ努力をしたと思います」
槙野もハードなトレーニングをやってきたというが、彼から見てもかなりのセットメニューだそう。
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なお、藤澤選手は今後もカーリングを続けるそうで、まむしまるさんによれば、ボディビルでの下半身強化は競技のパフォーマンス向上にもつながるかもしれないとのこと。