「びわ湖一周クリーンウォーク」始まる プロバスケ滋賀レイクス選手とファンで

集まったごみを前に、記念撮影する参加者

 プロバスケットボールBリーグの滋賀レイクスは7月22日、滋賀県大津市内の琵琶湖岸で選手やファンによる清掃活動を行った。昨季まで大津を中心に実施してきた活動を拡大して今季取り組む「びわ湖一周クリーンウォーク」の第1回。参加者はごみ拾いを通じて、選手と交流を深めた。

 レイクスは今季、琵琶湖に面する県内の全市町で選手やスタッフによる清掃活動を行い、1年かけて湖岸を一周する形を目指す。チームの全体練習が19日にスタートしたばかりで、合わせて新プロジェクトも始動した。

 親子連れなど約60人が集まり、レイクスは山崎凜と野本大智の2選手が参加。大津市のにおの浜4丁目から由美浜にかけての湖岸で1時間ほど活動した。岩の間などにペットボトルや釣り糸のごみを見つけ、丁寧に拾い集めた。家族4人で参加した大津市の小学5年の男児(10)は「野本選手といろいろ話せて楽しかった。また参加したい」と喜んでいた。

 選手も作業の合間に気軽に会話を交わし、交流を楽しんでいた。長崎から新加入の山崎選手は「ファンの方々と身近に接することができてうれしい。琵琶湖はごみが少なくて気持ちいい」と笑顔を見せた。

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