鈴鹿8耐:悲願の表彰台獲得に向けて決起パーティーを行ったS-PULSE DREAM RACING-ITEC

 生形秀之率いるS-PULSE DREAM RACING-ITECが7月21日(金)に静岡市清水区にあるエスパルスドリームプラザ THE SIXにて鈴鹿8時間耐久ロードレースに向けた決起パーティーをスポンサー、チーム関係者を集めて行った。

「3月のもてぎで転倒、大怪我を負い大変な状況ではありましたが、名医と多くの方のご協力に助けられました。さすがにライダーとして今回は間に合いませんが、最高のスタッフ、最高のライダーをそろえる事ができ、自信をもって鈴鹿8耐へチャレンジできます」とチーム代表の生形は、あいさつ。

「これもこの様な状況でも支えてくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。ぜひ8月6日の決勝はチームと一緒に戦っていただければ幸いです。応援よろしくお願いいたします」

生形秀之(S-PULSE DREAM RACING-ITEC)

 鴨宮保雄監督は「転ばない 壊さない ミスしない」の3ない運動を掲げ、藤原克昭クルーチーフも「テストも順調に進んでおり表彰台獲得は夢ではなく目標です」と手応えをアピール。ライダーの渥美心はもちろん出席。ジョシュ・ウォータース、マルセル・シュロッターは、オンラインでの参加となった。

「S-PULSE DREAM RACING-ITECで2年目の鈴鹿8耐になります。今年は鈴鹿2&4レースから、いい流れできていますし、ジョシュもマルセルも速いので、チームと力と合わせて表彰台獲得という目標に向かって、ひた走ります」と渥美。ジョシュは「このチームで一緒に戦いたいと思っていました。思っていた通りに、ポテンシャルのあるチームでした」と語れば、「2017年は怪我もあり、不完全燃焼で悔しい思いをしました。その雪辱を果たしたいし、そのためにもチームと共に全力を尽くします」とマルセルも決意をコメント。

生形秀之、藤原克昭クルーチーフ、渥美心(S-PULSE DREAM RACING-ITEC)

 チームとしては、2018年、そして2022年と4位に入賞し、表彰台まであと一歩というところまできている。悲願の鈴鹿8耐表彰台獲得に向けて生形が広げた未来地図はどんな結末を迎えるだろうか。

生形秀之(S-PULSE DREAM RACING-ITEC)

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