今夏の去就が注目されているベルギー代表FWロメル・ルカク(30)だが、チェルシーもいい加減に嫌気がさしているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
2022-23シーズンはインテルへの1年間のレンタル移籍を経験したルカク。結果を残せた古巣への移籍となり、セリエA25試合で10ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)8試合で3ゴールを記録。コッパ・イタリアでは4試合で1ゴールを記録し、優勝に貢献していた。
そのルカクを巡っては、インテルがチームに留まらせたい意向を示しながら、ライバルであるユベントスも獲得に関心を寄せている状況だ。
さらに、今夏の移籍市場で躍動しているサウジアラビアのアル・ヒラルも強い関心。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、4300万ポンド(約78億1000万円)のオファーを提出しているが、ルカクが抵抗を見せているという。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督を迎えたチェルシーだが、ルカクをチームに留まらせる気は全くない様子。早く移籍先を見つけて、売却したいと考えている状況だ。
早く解決したく、サウジアラビアからのオファーは非常に魅力的に感じているが、ルカクがサウジアラビア行きを拒否。ルカクはインテル移籍を望んでいるという。
ユベントスは強い関心を示しているものの、獲得するのはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチが移籍した場合に限られているという状況。そのため、現時点では強い動きを見せていない。
チェルシーはルカクの態度に嫌気がさしている状況。ユベントスのファンからは加入を望まれておらず、インテルの選手もルカクの態度に不満を持っているとされている。チェルシーも我慢の限界に達しているとのことで、ルカクはサウジアラビア以外からは煙たがられる存在になってしまっているようだ。
