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勤務する老人ホームの入所者のキャッシュカードを使って現金30万円を引き出して盗んだとして、24日、職員の男(32)が逮捕されました。警察は余罪もあるとみて捜査しています。
窃盗(払い出し盗)の疑いで逮捕されたのは、広島県府中市上下町の団体職員の男(32)です。
警察によりますと、男は去年11月20日からことし1月23日までの間、3回にわたって、不正に入手したキャッシュカードを使って三次市内のコンビニなどのATMから合計30万円を引き出して盗んだ疑いがもたれています。
調べに対して男は「間違いない」と容疑を認めているということです。
男は三次市内の老人ホームに勤務していて、キャッシュカードは入所している90代の女性のものだということです。
女性の親族が口座から不審な出金を確認し、警察に相談したことで事件が発覚。警察が防犯カメラの映像などから男を特定したということです。
女性は認知症を患っているということで、警察はこの女性の口座からは他にも不審な出金が確認されていることから、男に余罪もあるとみて、捜査しています。